あいつは息をつめて これを見守った
泰生の舞台 第一弾!
『羅生門』
作者:芥川龍之介
羅生門で芥川が見たリアルとは?下人と老婆との間に交わされたであろう言葉と心情を可能な限り舞台化すると、今まで語られてこなかった新たな主題が……
丸柱の蟋蟀(きりぎりす)とともに、あなたはそのリアルを目撃する。
上演内容(上演時間約70分)
予告語り『カンビュセスの籤』(約20分)
10分休憩
泰生の舞台『羅生門』上演(約40分)
作:芥川龍之介 脚本/演出:空閑亘
【出演】
下人 上川泰生
老婆 船戸 香里
蟋蟀 鎌谷幸輝
※1 .開場は開演時間の20分前を予定しております。
※2 .未就学児のお客様の入場は不可とさせていただきます。
作品について
自然災害と感染症で、平安の都では引き取り手のない死体が転がり、それはひどい有り様だった。
下人は主人から暇を出され、羅生門の下で行く当てもなく途方にくれていた。
このまま飢え死にするか、盗人になって生きるか!
生死の天秤に揺られ、命の使い道を決定づける勇気を出せずにいた。
下人は一夜を超すため、楼へ登った。
すると楼の上では老婆が、死骸から髪の毛を抜いている。
二の人間は、土俵際で相まみえた!
その時、始まるのは命の会話そして続いていく世の理______
コロナ禍の今、生死と貧困を身近なリアルとして生活する私たち。
そういう今だからこそ、『羅生門』が読み解けるはず。
チケット価格表
《一般》 前売り
2000円
《一般》 当日
2500円
《高校生 以下》前売り
1000円
《高校生 以下》当日
1500円
劇場アクセス
神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階
078-646-7044
JR・新長田駅から徒歩6分!